歯科コラム

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2023.10.31

入れ歯のお手入れ

入れ歯を健康を保つ方法

入れ歯は、噛み合わせの回復や失った歯の外観の修復に役立ちますが、これらの利点を最大限に享受するためには、入れ歯の適切なお手入れが欠かせません。

入れ歯を適切にお手入れしないと、さまざまな健康リスクが発生する可能性があります。

ここでは、入れ歯の効果的なお手入れ方法と、お手入れを怠ることによるリスクについて詳しく説明します。

 

 

入れ歯の種類

入れ歯は、主に2つのタイプに分けることができます。

総入れ歯

総入れ歯は、全ての歯を失った人々に適しています。
一般的な総入れ歯は、ピンク色のプラスチックから作られ、内部には金属が使用されることもあります。

 

部分入れ歯

部分入れ歯は、一部の歯を失った人々に向けられており、残った歯に金具(クラスプ)を使って固定されます。部分入れ歯には保険診療と非保険診療のバリエーションが存在します。

お手入れの重要性

入れ歯のお手入れを怠ると、いくつかの問題が生じる可能性があります。

ニオイの原因

入れ歯を適切に清潔に保たないと、細菌が増殖し、口臭の原因となります。

虫歯と歯周病

部分入れ歯のお手入れが不適切な場合、プラークが蓄積され、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

カビの発生

入れ歯にはカビが生えることがあります。
初期段階では白いカビが見られますが、放置すると黒カビに変化することもあります。

歯石の形成

入れ歯にも歯石が付着します。歯石の除去には歯科医院での専用処理が必要です。

誤嚥性肺炎のリスク

入れ歯の表面に細菌が増殖し始めると、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。

口内炎

入れ歯の表面に存在する多くの細菌が口内炎の原因になる可能性があります。

 

入れ歯のお手入れ方法

入れ歯のお手入れは、食事後と寝る前に行うことが重要です。

食事後のお手入れ

洗面器にぬるま湯を張ります。熱湯を使用しないでください。入れ歯用ブラシを使用して入れ歯を洗浄します。スポンジやガーゼを使用して洗浄を補完します。

 

寝る前のお手入れ

洗面器にぬるま湯を張り、入れ歯を浸します。入れ歯用ブラシや入れ歯用洗浄剤を使用して入れ歯を洗浄します。入れ歯用洗浄剤に入れ歯を浸すことで、表面の細菌やカビを取り除きます。

 

お手入れ時の注意点

毎回、水を交換し、他の入れ歯との細菌感染を防ぎます。
入れ歯用ブラシ以外の硬い歯ブラシは使用しないでください。
部分入れ歯の金属バネ部分を丁寧に洗浄しましょう。
入れ歯を外してお手入れすることを忘れずに。

 

最後に、入れ歯のお手入れには専用の洗浄剤を使用し、熱湯や漂白剤は避けるようにしましょう。
入れ歯の適切なお手入れによって、清潔で快適な口内環境を維持できます。

宝塚で入れ歯のお困りごとや、お悩みがありましたら是非「はら歯科クリニック」へお越しください。

0797-26-8505

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